1981年11月7日東京生まれ。2007年ピアノ弾き語りによるアルバム「御身」が各方面で話題になり,坂本龍一や大貫妙子らから賛辞が寄せられる。大林宣彦監督作品「転校生 さよならあなた」、安藤桃子監督作品「0.5ミリ」、中村真夕監督作品「ナオトひとりっきり」に主題歌を提供。2015年アルバム「楕円の夢」を発表し、路上生活経験者による舞踏グループ、ソケリッサとの全国13箇所をまわる「楕円の夢ツアー」を行った。
また2010年より毎年青山梅窓院にてビッグイシューを応援する音楽イベント「りんりんふぇす」を主催。昨年リリースの最新アルバム「私の好きなわらべうた」では、日本各地で消えつつあるわらべうたの名曲を発掘、独自のアレンジを試みて、「ミュージックマガジン」誌の「ニッポンの新しいローカル・ミュージック」に選出される。 みちのおくの芸術祭「山形ビエンナーレ」での絵本作家荒井良二とのコラボ「山姥のいるところ」、金沢21世紀美術館企画「AIR21:カナザワ・フリンジ」でのソケリッサとの共演など、演奏の場もライブハウスを超えて広がりつつある。
活動はCM音楽制作(ドコモ、無印良品など多数)やナレーション、書評、エッセイやルポなど多岐にわたる。著書に『評伝 川島芳子』(文春新書)、『原発労働者』(講談社現代新書)、戦前のサイパンに暮らした人々に取材した『南洋と私』(リトルモア)、『あのころのパラオをさがして』(集英社)がある。平凡社ウェブ、本の雑誌ウェブ、花椿、高知新聞、北海道新聞、婦人之友などで連載を持ち、昨年『すばる』に発表したエッセイは日本文藝家協会編『ベスト・エッセイ2017』(選考委員に林真理子、角田光代、三浦しおん、藤沢周、町田康)に選出、収録された。
6月21日最新アルバム「たよりないもののために」を発表。アルバムのタイトル曲「たよりないもののために」のPVは写真家大森克己の初監督作品となり、注目を集めた。8月に伊賀航、あだち麗三郎と結成したバンド「冬にわかれて」の7インチ「耳をすまして」も発表、活動の幅を広げている。
キーボード奏者としてJAGATARA、MUTE BEATの後期に参加。ライブハウスのエンジニアやインディーレーベルのスタッフを経た後1990年代から現在までを通じて、忌野清志郎&2・3's、EGO-WRAPPIN'、斉藤和義、シアターブルック、キセルなど数多くの個性的なバンド・アーティストと共に活動してきた。幅広い音楽を理解した自由で的確な演奏とインディー/メジャーを縦横に行き来するフットワーク軽いスタンスが、世代を問わない幅広い層から支持を集めている。
「エマソロ」と呼ばれるソロ活動では作曲、レコーディング、ミックスのすべてを一人で行い、ロックステディ(スカとレゲエを繋ぐ1960年代のジャマイカ音楽)を基本にしながらも独特の風景が見える音楽を作っている。
2014年にアルバム「遠近(おちこち)に」、2016年には自身によるエッセイも収録した「ロックンロールのはじまりは」をリリースし、音楽ファンに留まらない反響を得た。十年以上続くライジングサンロックフェスティバルへの出演をはじめ、古書店やカレー屋などあらゆる場所で、キーボードとリズムボックスを携えた一人ライブを行っている。
平成元年、鳥取生まれ。千葉県、時々外国育ち。
2013年、ギターによる弾き語りで、ライブ活動を始める。郊外の埃っぽさ、若さと古さの共存する、独自の歌をうたう。2014年、完全自主制作のファーストミニアルバム「あけぼの」を発表。2015年、松井文、やく と共に「のろしレコード」旗揚げ。2016年、1stフルアルバム「たむけ」をリリース。
バンド編成「折坂悠太(合奏)」としても活動中。
青いジャージに身を包み、今日も今日とてケモノ道、笑い道。
日常を危うく生き抜くすべての大人と子供に捧げる、必殺ボディブロウ型パントマイム絵巻。
これは芸なのか?アートなのか?どっちでもないのか?
だまされたと思って、ぜひ!
ダンスグループ。演出を行うダンサー・振付家アオキ裕キが「生きることに日々向き合う身体」を求め路上生活経験を持つ参加者を集めた活動。
2005 年よりビッグイシュー基金の協力のもとメンバーを募り、第一回公演「新人H ソケリッサ!」を2007 年に行う。身体の記憶を生かした動きから見える景色、路上生活経験の身体による芸術活動の展開は、現代に蔓延する偏った価値観への強い問いかけとともに社会性を含んだ幅広い可能性を持ち大きく注目されている。
近年では2015 年シンガー寺尾紗穂さん帯同企画、日本全国13ヶ所でのツアーが実現。金沢21世紀美術館企画金沢フリンジ2016、山形ビエンナーレ2016、ブラジルにてリオ五輪プログラムのセレブラ「With one voice」、JCDN主催「踊りに行くぜⅡ」、等参加。
コニカミノルタソーシャルデザインアワード2016、グランプリ受賞。現在、東京近郊路上ダンス「日々荒野」ツアーにおいて都内近郊路上にてパフォーマンス展開中(2018年8月まで開催)。
1987年渡米。モデルメーカーとして映画、TVコマーシャルの特撮に携わる。
1993年帰国、自らのバックグラウンドであるアイヌのドキュメンタリーフィルムの作成を計画中に旭川川村カネトアイヌ記念館館長川村兼一から「トンコリ」を譲り受ける,その姿、音にインスピレーションを受け、映画製作を中止しトンコリをライフワークにする事を決める。ところがすでにアイヌのトンコリ奏者はこの世を去っており、先人の残した文献、音声資料をたよりに独学でトンコリを習得。
1994年にアイヌ音楽を世に広めるため音楽制作会社チカルスタジオを設立。現在まで20タイトルの作品を発表。アイヌの天才的歌手・安東ウメ子の2枚のアルバムと、アイヌの女性ヴォーカルユニットMAREWREW(マレウレウ)のプロデュースも手がける。
2005年 OKI DUB AINU BANDを結成。以後国内外のフェスティバルに多数出演している。2016年三枚目のアルバム”UTARHYTHM”発表。近年OKIは主に海外の公演を中心に活動、2017年はカザフスタン,オーストラリア、イタリアのフェスティバルに出演。2017年後半は台湾、中国、フランス、ラトビア、オーストラリアでの公演が予定されている。
辻村豪文と辻村友晴による兄弟ユニット。カセットMTR、リズムボックス、サンプラー、ミュージカル ソウ等を使用しつつ、浮遊感あふれる独自のファンタジックな音楽を展開中。これまで4枚のアルバムをスピードスターよりリリース。
2006年12月にカクバリズムに移籍し、「magic hour」「凪」「SUKIMA MUSICS」のアルバムと10インチレコードやライブ会場限定のEPなど精力的にリリース。どの作品も多くの音楽好きを唸らす名盤となっており、ロングセラーを続けている。毎年の大型野外フェスへの出演や、フランス・韓国・台湾でのライブ、ジェシ・ハリスとの全国ツアー、年末恒例のワンマンライブをリキッドルームや赤坂ブリッツなどで行っている。
2014年12月に7枚目のアルバムで最新作である「明るい幻」をリリース。2015年1~2月にかけて行われた「明るい幻」のリリースツアー、本人たちにとって2年振り2度目となる日比谷野音でのワンマンLIVE「野音でキセル 2015」も大成功させた素敵な2人組である。最新作は「KICELL EP Tracks for "Europe-Kikaku” 来てけつかるべき新世界」、DVD「野音でキセル 2」。京都α-STATINにてラジオ番組「FLAG RADIO」の奇数月水曜レギュラーDJを担当。